きみの声を聞かせて




「今日部活行くことになった?」



と言いながらクスクス笑っている渚くん。



「変な笑い方!渚、夏帆に何かしたの?」



まさかこうやって笑っているってことは……。



((渚くんはわたしが部活に行くことになるの分かってたの?))



「分かってたよ!



だって夏帆ちゃんが来てから毎日夏帆ちゃん部活に来ないねって女バスの子たちが話してたの聞いてたし、



でも俺は俺で夏帆ちゃんの気持ち聞いてて無理にはできないから、



それなら女バスの子たちに動いてもらおうと思って」



良かった良かったと言いながら喜んでる渚くん。



知ってたなら教えてくれればよかったのに!!