きみの声を聞かせて




みんな一人一人、自分も絶対にシュートを決めなきゃいけないってプレッシャーはあると思うけど



それまでの間に集中力も高めてて、良い状態でシュートに臨めてる。



「…帆ちゃん、おはよう!



おーーい!夏帆ちゃんっ!」



えっ?わーーっ!!



わたしはびっくりしすぎて後ろに一歩後ずさってしまった。



目の前の蛇口から顔を出してきたのは男バスも朝練があったのか渚くんだった。



渚くんはそんなわたしの行動を見てクスクス笑っている。



「そんなにびっくりした?俺、ちょっと前から声掛けてたんだよ?



顔洗いにここに来る前からさー」