〜立夏side〜


翌日、メールで舞に『話があるから兎乃公園にきて!!』といわれ、兎乃公園にむかった。公園にいくと、舞、悠太、健吾がいた。


「健吾……? どうしてここに……?」


「健吾から聞いたよ、別れたって。あのね、その事なんだけど仲直りしたいって、ヨリ戻したいっていってるの」


「……立夏、昨日はごめん。神城と立夏が2人きりになって俺とのデートを断って神城と遊んでいたことについイラッときて……それで……別れようって……いっちゃっ……」


「えっ、ちょ……泣かないでよ健吾……!!」


「立夏ぁっ……もう一度……チャンスをくれない……?」


「……うん、わかった……でも……大河くんに告白されて『うん』付き合うっていっちゃったし……どうしよう……」


「そのことなら、あたし達に任せてっ!! 神城くんと同じクラスだし! あとで呼び出していっておくから!」


「ありがとう……!」


「……ていうかさ、結婚するの予約したんだから別れるとか問題外じゃね?」


「「あ、確かに……」」


「ほら、早くしないと遅刻しちゃうよ! 早く早くっ!!」


私達は無事仲直りをして学校にいった。