席に行くと、翔が眠そうな顔をしていた。 「翔?眠いの?」 「そんなんじゃねーよ」 ん…? 怒って…る? 「ねぇ翔?怒ってるの?」 「別に…」 バスのエンジンがかかり、バスは学校へ向かって出発した。 翔… 何怒ってるの? 数十分後。 「なぁ…」 いきなり翔が話しかけて来た。