「なぁ、ばぁちゃん」 「ん?」 「お隣さんって、悪くねぇな」 ばぁちゃんはビックリしていた。 そりゃそうだよな。 俺が周りの人間を良いっていうこと、しばらくなかったからな。 「蓮も…成長したねぇ…」 「あぁ…多分な」 俺は自分の部屋へと戻って、遠足を見に行った時の事を思い出していた。 俺はあの時から… 何かが変わったんだ。