「お前と入れ替わった三日間は、凄く楽しかった」

「楽しかった?」

「あぁ、お前の知らない事も沢山知れた気がするし、お前が目指してる仕事も体験できた」

「そっか、私もね瞬介君の事沢山しれた気がするんだ」

瞬介君に微笑み返すと、瞬介君は少しだけ照れてたけど、ポケットから小さな袋を出した。

「やる…」

「え?」

「十七歳の誕生日プレゼント」

「嘘…」

直に受け取り、中からくまのネックレスを取り出した。

「くまのネックレス」

くまの色は白色だった。