でも、その日瞬介君は普通に授業を受けて帰っていった。

「普通だったな」

「うん」

「何してんだ?」

「紅城!」

校門の近くで、紅城君と出会った。

「そんなに驚かなくていいだろ?んで、何でこんな所にいんの?」

「あんたには、関係のないことだから」

夢は、紅城君を置いて歩き出す。

「あ!おい待てよ夢」

紅城君は、夢の後を追いかけていった。

「それじゃぁ、帰りますか」

「うん」

それから数日たった今、何も変わりなく瞬介君は、学校生活を送っていた。

「千花!それじゃぁ日曜日ね」

「うん」

「またね」

家の近くで、夢たちと別れる。今週の日曜日は私の誕生日!

「早く日曜日にならないかな〜」