三日で始まる恋

な、納得してくれたのかな?

「まぁ、納得はしてあげるけど、でも勿体ないわね千花。こんなイケメンを彼氏にしないだなんて」

お姉ちゃんは、そう言うと私の顔をまじまじと見る。

「な、なんですか?」

「ねぇあんたさ、私と付き合わない?」

「はぁぁ!「ええええ!」」

私と瞬介君は、お互い揃って声を上げる。
 
「何で千花まで声あげるのさ?この男のこと興味ないんでしょ?」

「そ、それは……」

「ねぇ、どうするの?」

どうするのって聞かれても困るよ!私は、瞬介君じゃないし答えなんて。

「お、お姉ちゃん待って!」

「ん?」

「何千花?」

瞬介君が口を開く。