「失礼します、千花様」

部屋の中に入ってきたのは、千花の身の周りの事を色々としてくれているメイドだった。

「どうかしましたか?」

「先程、お母様からお電話がありまして」

「え、お母さんから?」

千花に何の用だ?でも、今の俺は千花本人じゃない。

「お母様から、今度のCMのモデルに千花様を使いたいと申しておりました」

「わ、私がCMに!!!!」

「はい!これで千花様の夢に一歩近づけます!」

ヾ(゚Д゚ )ォィォィちょっと待て、モデルって雑誌とかのじゃないのかよ!

「そして、こちらがそのCMの台本になります」

「あ、ありがと」

顔を引きつらせながら礼を言う。