その後、帰りの用意をしているとき紅城が来たり、秋人が来たりで大変だっが、何とか一日終わらせる事が出来た。

そして今は、千花の部屋で夕食中だ。

「そういえば、千花の部屋ってクマのぬいぐるみ多いよな?」

部屋の隅やらベッドの周りまで、殆どクマのぬいぐるみでいっぱいだ。

「クマのぬいぐるみ好きなのか?」

ちょうど近くにあった、ピンクと白のチェック模様のクマを一つ取ってみる。

「クマね〜」

あいつの性格からして、クマなんて笑えるけど、可愛い所もあるんだなと思う。

「って!何考えてんだよ」

クマのぬいぐるみの置き、ベッドの中へと入る。

その時、誰かが部屋扉をノックした。

「ど、どうぞ」