「…はぁ…はぁ。危なかった」
「もぅ……気をつけてよね」
「ごめん。悪かったな」
息を整えた私達は、もう一度鏡と向き直った。
「この鏡のせい、なんだよな?」
「うん」
何を思ったのか、瞬介君はかばんを振り上げて、鏡にぶつけようとした。
「ちょっ!駄目!!」
既のところで、私は瞬介君を止めた。
「何でだよ?この鏡のせいなら、壊せば良いだろ?」
「それが駄目なの!」
「何でだよ!!」
「だって、この鏡はこの高校が建てられた時からあった物だよ!壊すなんて絶対駄目!!」
「……ちっ!」
舌打ちし、かばんを下げる瞬介君。
「もぅ……気をつけてよね」
「ごめん。悪かったな」
息を整えた私達は、もう一度鏡と向き直った。
「この鏡のせい、なんだよな?」
「うん」
何を思ったのか、瞬介君はかばんを振り上げて、鏡にぶつけようとした。
「ちょっ!駄目!!」
既のところで、私は瞬介君を止めた。
「何でだよ?この鏡のせいなら、壊せば良いだろ?」
「それが駄目なの!」
「何でだよ!!」
「だって、この鏡はこの高校が建てられた時からあった物だよ!壊すなんて絶対駄目!!」
「……ちっ!」
舌打ちし、かばんを下げる瞬介君。



