三日で始まる恋

「だから!大丈夫だって言ってるだろ!!!!!」

「へ?」

「あっ!」

(や、やばい!」

怒った瞬介君は、いつもの男口調に戻って秋人君を怒った。

「今日の千花ちゃん、何か変」

「ご、ごめんね秋人君!!」

と言い、急に私の手を握ると走りだした。

「てっ!ちょっと!」

「私達、ちょっと用事があるから」

夢たちを置いて、私達は先に校舎へと向かった。

「ち、千花ちゃん?」

「どうしたのでしょ、あの二人?」

「…さぁ?」

先に校舎へと入った私達は、鏡の前で息を整えていた。