「……なんなのこの人」

「…はぁ、こんな奴放っておいて行くぞ」

「う、うん」

歩き出そうとした時、紅城君がいきなり瞬介君の手を掴んだ。

「げっ!…」

(し、瞬介君!!!!)

「俺お前に惚れた!」

「………はぁ?」

し、瞬介君の表情が怖い。

「だから、昨日俺はお前に一目惚れしたんだよ」

「だから?」

つ、冷たすぎる瞬介君。

というより、もう既に口調が男に戻ってる。

「だから…その…。俺と付き合ってほしい」

「いやだ」

即答きたー!