戻る手がかりは無し。

こんなんで本当に元の体に戻れるのか不安だ。

「何か疲れた…」

夕食を食べ終え、風呂も済ませ(見てないからな!!)俺は、すぐに寝た。

「……………」

部屋の中に時計の音だけが聞こえるけど。

「こんな部屋で、寝れるかーーー!!!!」

俺が寝に入ったのは、深夜を過ぎた頃だった。

【千花】

「なんか、このベットふわふわする〜」

千花はと言うと、瞬介のベッドに入り込みすやすやと眠っていた。

その日、私達の体が入れ替わったまま、一日は終り、次の日へと続いていく。