三日で始まる恋

「じゃな」

「うん…」

念の為のメアドも交換した。

メモを渡された私は、道のりに沿って歩いていると、大きなマンションに着いた。

「大きくないですか!」

ここに暮らしているだな。でも、部屋の中に入ると中は暗かった。

「一人暮らしなのかな?」

すると、携帯電話が鳴った。

「瞬介君からだ」

瞬介君からメールが来た。

『よっす、家に着いたか?こっちは一応着いたけど。お前の家でかくねーか!!それに、姉さんが居るなんて聞いてないぞ(# ゚Д゚)』

絵文字が使われている事に、私は爆笑してしまった。

「瞬介君でも……絵文字…使うんだね」

学校内では、クールアイドルなんて呼ばれてるけど、全然クールアイドルに見えなくなってきた。
逆に、小さな男の子に思えてきた。