三日で始まる恋

「瞬介君、そのアイドル女って呼び方辞めてください。千花って呼んでください」

「何で？別に良いだろアイドル女でも」

「良くない!!!!!!」

「一々五月蠅いなぁお前は」

瞬介君は、耳を抑えて言う。

「分かったよ。千花で良いんだろ千花で。これで満足か？」

「うん。大満足」

「アホかっての…」

自分なりに今日は、驚いていた。小さい頃から人見知りだった私が、あまり話したことのない瞬介君と普通に会話してる。

私は、自分のかばんからメモ帳を取り出して家までの道のりを書いて渡した。