三日で始まる恋

「ご、ごめんなさい!!私が突き飛ばしたせいで」

「いや…、こっちこそ悪かったな」

顔を赤くして謝る瞬介君の姿を見て、胸が高鳴った。

「どうした?」

さっきの窓ガラスの割れる音を聞きつけた先生が、私達の所へと来た。

「大丈夫か関崎?」

「え!あっはい」

と思わず声が出てしまい、直ぐに口を抑える。

「はい大丈夫です。手を切ったぐらいですから」

「そ、それは大変だ!!今直ぐに病院に行け」

「は?病院に?!」

先生に言われた私達は、一応病院へと行く羽目になってしまった。

病院に行った私達は、直ぐに医師の治療を受けた。

「破片は入っていなかったので大丈夫ですね。数日もあれば良くなるので、あと傷跡は残らないので安心してください」

その言葉を聞いた瞬介君はホッとした。