お母さんの言うことを聞かざるおえなかった。

私はその高校を専願で受け、見事に合格した。

そして、入学式当日。

玄関を開けると…なんと、瞬がいた。

驚きを隠せない私に

『一緒に学校行こう』

と言ってきた。

そこで、私は何故お金持ちの学校に行かなけれざならないのか、が分かった。



その学校に行けと言うだけで理由を教えてくれなかったお母さん。

そんなお母さんを少しばかりに、憎んでたのは、事実。

だけど、お母さんは私の幸せを願ってたのかなーって瞬を見て思った。



瞬と会うこともしゃべることも久しぶりすぎだった。

久々に会った瞬は前見たより更にかっこよくなっていた。

好きと自覚してからは更に胸の高鳴りがよりいっそう高くなった。