それでも君が好き

教えてよ、瞬…

そう思っても瞬から答えがくるはずない。

でも、そう思うしかなかった。

そう思うしか今の私の心は、満たされなかった。

「それは、良かった」

そんな言葉聞きたくない。

今すぐ、自分の耳を塞ぎたいくらいだ。

そんな時

「しゅーんくーん」

後ろから愛花ちゃんの声が聞こえた。

「瞬くん、もしかして菜穂ちゃん、好きになった?」

私は瞬達が話してる間、ずっと違う方向を向いた。

…いや、正確には瞬の答えを真っ正面から聞きたくなかったのかも知れない。