____ドクンッ

真っ直ぐと私を見る瞬。

そんな真っ直ぐな瞬をそらすこともできず下から私も真っ直ぐに見てた。

下から見上げた彼は、いつものかっこよさと違く、大人っぽさがあった。

かっこいい…。

いつも思うことだけど、今の彼はとても大人っぽかった。

そんな事を考えてたら、近づいてく顔。

私は驚きで固まったまま目の前て起きている事を。

ただ、ただ。

黙って見てた。

次の瞬間、柔らかいモノが唇に触れた。

固まってる私に対して、少し角度を変えて、瞬は触れるだけのキスをした。

急なことで、こんなことをすると思わなくて目が開いた状態だった。

瞬は慣れたように目を瞑ってた。

意味が、分からなかった。

彼女でもないのに、キスするなんて。

彼女がいるのに、私にキスするなんて。

そして…。

そのキスもどんどん深くなっていった。

「瞬っ!!ダメ…っん…やっ」