「着替えもいるだろうし、入院の用意してからわたしも後から駆けつけるわ」 里美の言葉に頷き、「ありがとな」と礼を言っておいた。 弥生の脈拍は弱く血圧もかなりギリギリの線で弱い。 だが、生きてる。 弥生は生きてるんだ。 まだ予断は許さないが、俺は弥生が生きてる。それだけで安堵し神に感謝した。 今まで生きてきてこれほどまでに神を恨んだり感謝したりしたことはない。 また、失うところだった。