だからといって、わたしは京を責める権利なんかないでしょ。 わたしは葵さんと京が写る写真を前に、座り込んで眺めた。 この世の幸せを全てを一身に集めた笑顔。 「……ッ!!」 無意識のうちの行動だった。 わたしは写真立てを手にすると、それを思いっきり床に叩きつける。 ガラスが割れ砕け散った。 それと同時に、わたしの中にある何か大切なものもバラバラに砕け散ったのかもしれない。 「あははははっ……はははっ……あはははははっ!!」 わたしは笑った。 自分を。 この上なく惨めな自分を。