愛なんてない







わたしをひとりにしないで。


家にもどこにも居場所がないわたし。


京のそばに、一時でも居場所をください。


数多い女の子のひとりでもいいから。


気が狂いそうなお兄ちゃんとのあの時間を忘れたいの。


「……そんな目をするな」


京はなぜか目をそらしたまま、私の体に触れてくる。