わたしでさえそれくらい判るのだから、もしも本当にわたしのせいでその地位や立場が全て失われたら。 そんなのは嫌……! 相良先生は先生という職業が大好きなのに。 「あ、あの。冗談です。知り合いの塾の先生で……たまたまわたしを送ってくれただけなんで。 あ、昨晩は新しい女の子の友達ん家に泊まりました。雨が降って……ドレスもその子に借りたんです」 わたしは相良先生より大きな声を張り上げ、咲子さんに近づいた。 相良先生、お願いだからもう何も言わないで!!