俺はこの家に元々居候してたから、ソファーに座ってくつろぐ。
翼早も俺の隣に座って、テレビを見る。
「うわ〜!想乃の手料理!コロッケ!」
「僕、コロッケ好き〜!写真撮るー!」
「あのチビちゃん、普通に料理出来んのな。感心する」
「だって俺、毎日食ってたし」
「お前らもう付き合えよ……」
付き合う、か………
だけど、冷静に考えてみ?
俺みたいに、自由奔放、自己中、無愛想、ケンカばっか……
こんなヤツと付き合って、アイツは幸せになれると思う?
絶対に、チビのこと泣かす。
「怖いの?」
「別に。変に情持たれたら、鬱陶しいだけだ」
「強がんなよ。マジ駆琉ガキんちょ」
「外だったら、ぶん殴ってた」
鼻で笑った翼早にイライラしてると、慧が雰囲気を察して俺らのとこに来た。
翼早の言ってることは図星。
傷付けて、泣いてる姿見るの怖いだけ。
「翼早、駆琉!ご飯出来ましたっ」
「おー、やるじゃん。想乃」
さりげなく、チビの頭撫でる翼早に苛立ちを覚える。

