翼早が考えてるようなコトは一切してないし。
手出そうとか、全く思わなかった。
「嘘っぽいな。一回はヤったろ?」
「だーかーらーヤってねぇ。そんな感情湧かなかった」
「なんで!?あのチビ助、俺なら抱ける範囲だけど。普通に可愛いじゃん」
「同感。でも、アイツのことは泣かしたくねぇから」
「……ほんとに駆琉か?」
何気に翼早って失礼。
あのチビは泣き虫だ。
それに何かしら傷付いてるから泣き虫になるわけだし………
アイツのことは傷付けたくない。
「想乃のこと好きだろ?」
「好きじゃねぇけど………泣いてるとこ見たくねぇから守ってやろうとは思う」
「それが好きって感情だ」
「意味不明」
翼早の言ってることよく分かんねぇ。
こうゆう時は、寝て頭ん中整理しよ。
「寝る」
「起きたら好きって認めろよ〜」
「うっせーバカ」
「素直じゃないな」
素直じゃないから焦ってる。
翼早の言ってることが図星っぽくて、冷静になれない……。

