やっと忙しい会議が終わって、少しだけ暇な時間が出来た。
今日は絶対に家帰ろう……。
想乃が仕事終わる時間を見計らって、俺も副社長室を出た。
「あっ!駆琉!今日は帰れるの?」
「久しぶりに家帰るわ。ずっと想乃一人にしてたもんな」
「寂しくないもーん。ふふっ、帰ろ!」
「あぁ。帰るか」
少しだけ茶色く染まった長い髪。
薄く化粧をして前より、ずっと大人っぽくなった。
だけど想乃は変わらず可愛いまま。
「あたし運転しよっか!駆琉疲れてるでしょ?」
「俺が運転する。お前は助手席」
「はーいっ」
車は2台持ってて、ほとんど想乃の軽を使ってる。
俺の外車はあんまり動かさない。
なんせ、家に帰れる事少ねぇから。
「駆琉〜お腹空いたぁ…」
「久しぶりに飯でも食ってく?ずっと一緒に食ってねーし…」
「やった〜!駆琉とご飯!」
「お前また食い過ぎて太るなよ」
「う、うるさいなぁ〜!」
想乃が好きなイタリアンの店に連れてった。
食べてる姿すら可愛いんだけどね。

