猛獣な俺様の溺愛




まめに電話してみても出る気配はナシ。


慧と洸は俺らと反対方面を探しに行って、咏斗は単独行動し出すし………。


翼早と俺は、他校の溜まり場に行って探すけどまず人が集まってない。


マジでアイツどこ行ったんだよ!



心配させやがって……バカ想乃…。


プチ反抗期でもきて連絡無視でもしてんのか?



♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜


「電話だ…」

「誰だ?想乃と連絡ついたか?」

「いや、想乃じゃねぇ…。咏斗だ」


ったく変な期待させやがって…!


少し不機嫌になりながら電話に出た。


「なんだよ、咏斗」

「駆琉さん…想乃さん危ないです…」

「は、はぁ?何言ってんだよ」

「多分、想乃さんは…浜崎裕太にっ……とにかく来て下さい!東倉庫!」

「あぁ……分かった…」


すぐに切った電話。


翼早と急いで東倉庫へ向かった。



咏斗がかなり焦ってた。


俺も正直、めちゃくちゃ焦ってる。


想乃のこと守るって決めたのに、また傷付けんの?


俺が近くにいんのに……。



頼むから無事でいてくれ。