【駆琉side】
授業なんか出ないで、いつもの空き教室に群がってる俺ら4人。
一緒にいてもやってることはバラバラ。
慧は鏡見ながらひたすら髪の毛盛るの頑張ってるし、洸はエロ本顔に乗っけて爆睡中。
翼早はスマホ片手にずっと彼女とメールしてる。
俺は洸と反対側のソファーで寝っ転がって暇してるし。
昼休みのチャイムが鳴ると、洸が起きて背伸びをした。
「駆琉!僕、想乃に会って来る!」
「おう。スマホだけ持ってけ」
「うん!だって、今日が来る予定なんでしょ〜?」
「まぁな。残党処理出てない分、働けよ」
「分かってるよ〜!行って来ます♪」
洸は昼休みになると、いっつも想乃ってゆう女に会いに行ってる。
クラスは慧と一緒らしい。
あの洸に気に入られるってことは、そろそろアイツ洸に食われるな……。
『女の子なら誰でもいいよ。僕が可愛くしてあげるもん』
いつしか、可愛い顔から考えられない黒い笑顔で話してたっけ。
ある意味怖い。

