【想乃side】
「ゴホッ、ケホッ……おっはよー想乃ぉ…」
「えっ?莉子!大丈夫?」
「むぅ〜……莉子ちんダウンなう」
ピンクの可愛らしいマスクを付けて、具合悪そうな莉子。
でも、メイクはガッツリ。
大丈夫なのかな…?
学校内でものすごーく流行ってる風邪。
その風邪を駆琉も、もらっちゃったらしくて………
今日で学校休んで3日目。
なかなか熱も下がらないみたい。
お見舞い行ってあげなきゃ!!
授業が終わると走って教室を出る。
早く駆琉に会いたいもん。
「あっ、想乃さん!」
「咏斗くん!」
「そんなに急いでお出かけですかっ?」
大きな瞳で首を傾げて、可愛らしく聞いてくる。
なっ、なんか……駆琉のお家に行きますって言いづらいじゃん!
「お、お出かけなんだけども〜…」
「そうですか!楽しんで来て下さいね」
「ありがとう!」
「いいえ。だって、俺が惚れた女ですかから」
「ふ、えっ!?」
そうゆうのサラッと言うなー!!
俺の惚れた“女”って………
可愛いのに色気有り過ぎ……。

