仕方なくベッドに寝っ転がった。
想乃は床に座って、寝てる俺の手を握ったまま。
「無理しちゃダメなんだからね」
「してねぇよ」
「してるから言ってるの!ここ最近も、ケンカ続きだったじゃん」
「それは……しょーがねぇ」
「男の子ってよく分からない……」
想乃に心配かけてばっかだな、俺。
それでも着いて来てくれてるうちは大丈夫だろ。
明確なモンはねぇけど、どっかで信用してるから。
「駆琉。たまにでいいから……少しは甘えてよ」
「はぁ?想乃のクセに生意気」
「本気で言ってるの。一人で背負い込み過ぎ……」
俯いて泣きそうな表情。
たかだか熱出したぐらいで大袈裟な。
でも、そんだけ心配してくれてんのも有難いのか?
「ちゅーしてやっから泣くなって…」
「じゃあ、早くちゅーしてよぉ……」
「甘えてよって言ってるヤツが、甘えてどーすんだよ」
可愛いからしちゃうけどねー。
そんなに深いの出来るほどの元気はないから、触れるだけのキス。
想乃の言う通り、甘えんのも悪くない。

