猛獣な俺様の溺愛




その日は学校休んで、ひたすら寝てた。


具合悪い時っていくらでも寝れるし。



夕方起き上がって熱計ってみたけど『37.7』。


まだ普通に熱あるじゃねぇか………。



「駆琉ー!!」

「んだよ…うるせぇ…」


俺の部屋の外で叫んでる大学生の姉ちゃんの声。


コイツの声はバカデカイ。


彼氏にフラれた理由が、声デカすぎるって理由なぐらい。


「駆琉ー!駆琉!」

「一回呼べば気付くっての…」

「うひょ〜!鼻声だねっ!」

「うっせ。要件は?」

「想乃がお見舞い来てくれてっぞ♪」

「そうゆうの先に言えよ」


姉ちゃんが部屋を出てった入れ違いで、制服姿の想乃が来た。


髪二つに結んでる……。


可愛い。


「お邪魔しまーすっ。お見舞いに来たよ!」

「風邪うつる。来なくて良いっつーの」

「もー!そんなこと言わないでよ〜」


ケラケラ笑いながら、俺のベッドの下にちょこっと座った。


ベッドに座る俺をジーっと見上げる。


「……可愛いな」

「うっ、え、へぇっ!?」