猛獣な俺様の溺愛




ふらふら歩く想乃の手を引っ張って、バイクに乗せる。


寝不足らしい。


「ふわぁ〜……この土日全く寝れなかったよ…」

「何?俺に文句でもあるわけ?」

「文句多アリ!寝かせてよ…」

「そんな風に言うけど、俺の下であんなに気持ちいい〜とか言ってたの誰かなー」

「ひぃっ!ご、ごめんなさい!」


顔真っ赤にして可愛い。


可愛いから、イジメ過ぎんだけど。


ひとつひとつの反応可愛くて、理性なんてあったもんじゃない。



バイクを走らせて学校に行く。


遅刻確定の時間。


「あぅぅぅ〜!ヤバイよ!急がなきゃ!」

「頑張れ〜」

「駆琉は授業出なくても頭良いから余裕だもんねっ!」

「おう。めちゃくちゃ余裕」



不機嫌そうに教室まで走ってく想乃を見送って、俺は溜まり場に。


慧と洸が、二人仲良く傷だらけになってんだけど………


「お前ら、朝からケンカでもしたの?」

「カケルン聞いてよ〜。他校の1年に絡まれた!」

「はぁ!?つーか、俺の顔潰れっから負けたとか言うなよ」

「もち、僕らの勝ちだけどー20人がかりはヤバかった!!」

「そりゃあ、ご苦労さん」


なんなの?


高校1年ってそんなに反抗したい時期なのか?


今年が生意気過ぎんのか…?