猛獣な俺様の溺愛




澄んだキレイな瞳であたしを見上げた。



「俺……先輩が好きみたいです。あの時以来頭から離れません。必ず守り抜くので、俺の大切な人になってくれませんか?」



今までされたことないよ……


こんなお姫様気分味わえる告白。


あたしは駆琉が大好きだから、断りたいんだけど………


断りにくい空気!!


どうしよう駆琉〜!!


「あのね、咏斗くん…あたし…」

「好きな人がいても構いません。俺が奪います」


あなたが到底奪えるような相手じゃないよ!?


あたしの彼氏!



ーーーガラガラ……


空き教室のドアがゆっくり開いた先にいたのは……


「駆琉!」

「やっぱ想乃だ。何してんの?つーか、コイツ誰?」

「ってことで…あたしの彼氏さんなので…。ごめんなさい!」

「こんなイケメンな先客いたんですか…」

「は?何?想乃、コクられてんの?」


不機嫌そうに尋ねる駆琉に、仕方なく頷いた。


「人の女に手ぇ出すなクソガキ」

「なんでそんなキツイ言い方するの!?」

「黙れバカチビ!行くぞ!」


苦笑する咏斗くんに平謝り……。