それでも、このやり取りが恒例化してる毎日。
莉子って女もよく飽きないもんだ……。
俺が言うのもなんだけど、貞操緩過ぎじゃね!?
「駆琉って案外ガード固いね〜」
「お前と一緒にすんな」
「想乃が羨ましいよ〜♪一人暮らしでしょ?毎晩イケメンダーリンに愛してもらえるなんて♪」
「愛させてくれねぇんだよ、それが」
「え〜!!そうなの?駆琉のセフレに立候補…」
「しないで!!てか、二人ともやめて下さい…!」
顔を赤くして、俺と莉子の前に立つ。
焦ってる表情とか最高〜。
「莉子に駆琉はあげないもん!」
「うん!別にいらないよ〜?だって莉子には慧たんいるからっ♪」
「はっ、はぁ!?慧たんって…俺…?」
「もち♪慧たんの顔、ちょー好み」
どんまい慧。
今日は翼早も洸もいないから、助けてくれるヤツいないけど。
俺と想乃はそろそろ帰るんで。
「帰るぞ、想乃」
「け、慧は?莉子に捕まってるよ?」
「ほっとけ。その内飽きんだろ」
早く想乃と二人の時間を俺にくれ…。

