「 ……瑛ちゃん 」


大城先輩は頬を少し赤らめた。


この人は……大城先輩の好きな人?それとも彼氏?



「 大丈夫か!?伊織から聞いて…… 」


瑛ちゃん……って岩永瑛斗って人かな?サッカー部でエースって有名の……


そしてこんなに大城先輩に必死ってことは彼氏と見た。


先輩、彼氏いたんだ……


私は内心少しホッとした。


「 大丈夫だよ、ちょっと殴られただけ…… 」


大城先輩は顔を少し隠しながらそう呟いた。


「 ……殴られた? 」


え?


そう呟いたのは岩永先輩じゃなく、葵だった。




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