「 ……っ、もういいよ! 」
葵が彼女たちから目を逸らさずに睨み続けると彼女たちはその場から去っていった。
……やっと、言った……
私はヘナヘナとその場に座り込んだ。
恨まれたことは何度か中学の時もあったけどこんな陰湿なのは初めてだったから……
「 立てる?里愛 」
そんな私に葵は手を差し出した。
「 うん…… 」
私はその手を掴み、そっと立ち上がる。
そういえば、大城先輩にもお礼を言わなきゃ……
「 ここ! 」
そうお礼を言おうとした時、向こうから息を切らして走ってくる男が見えた。
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