無自覚な彼女



「そんなの知らないわよ」



文句言ったって戻ってこないのは知ってるけどさ!!!


「凛華の馬鹿!!!」

「はいはい。早く行かないと遅刻するわよ」


また、話そらして!!


…って、なんですって?

ちこく?

携帯を見れば…


「凛華!!ちちちちちち遅刻!!!!」


「だから言ったじゃん」


そこから、凛華を引っ張ってダッシュで登校。


遅刻3分前に無事学校につきました。


「っ…はぁ……はぁ…遅刻セーフ」


凛華の方を見ると息切れ一つせずに平然とした顔で私を見てる。


「あんた、なんでそんなに息きれてんの?」


ムカッ


私は、あなたと違って運動神経が悪いからですよ!!!

と、いう念をこめて睨んでやった。


「瑠花さぁ。睨んでも可愛いだけだよ?」

「可愛くないわよ。みんな、この顔を見てさらにブスだと思うよ」

「もう、いい加減気づきなさい!あんたどれだけ自分が危険かわかってないのよ!!」


危険?

危険って何が危険なんだろう?


「あたしさ、ちっちゃい頃から言ってるよね?あんたは、たださえ無自覚で、危険なんだからもっと、自分のこと心配しなさいって。何度言ったらわかるのよ!!!」

「そ、そんなこと言ったって…」


グスン。

なぜ私は怒られてるの。


「はぁぁ。もういいわ」


なぜ私は呆れられてるの。