ベンチから金髪に無理矢理ひっぱられている私は怖くて震えていた。 「そんなに震えちゃって〜かーわいい!」 「お願い、やめて!お願いだから!」 「うるせー!静かにしないならここでヤるぞ!」 そう言って私を地面に倒す。 やだ、やめて。要…助けてよ。 「いやーー。誰か助けて! 要ー!」 ―――バキッ! へっ? 金髪が視界から消えたと思ったら、次はスキンヘッドもどっかに消えていった。