「声は、出すなら控えめにね?」 ニコッと、小悪魔のような不敵な笑みが向けられた。 まさにその時だった……。 ―ガラッ 「あやちゃん、体調はどうかな?」 担当医の先生が入ってきてしまった。 「あら……」 「あっ……」 「どうも~。先生」 こんな状況でも、智也さんは呑気者だった。 「も、もう!!病院で変な事はしないでくださいっ!!」 当然先生は激怒して、智也さんはしばらくお説教されてた。