検診が終わって、近くにあったショッピングモールに入った。
「ねぇ。このクマのぬいぐるみ買おうか~。僕らの子供への贈り物に」
ファンシー系の雑貨屋さんにある大きなクマのぬいぐるみを彼は満面の笑みで抱きしめた。
「気が早いですね。まだ先ですよ……」
「だって待てないもん。これ買おう。あ、こっちのクマも可愛い」
ルンルンで智也さんはぬいぐるみを吟味。
その姿はあり得ないくらい可愛い。
クマのぬいぐるみをいっぱい買った後、次はベビー服のお店へ。
「あ、この服可愛い~」
「あの、子供の性別はまだ……どっちかは」
「これもいいな~。今から買っておこうかなぁ」
智也さんってば、気が早いんだから。

