「夏依ちゃん!」



突然あやちゃんが少し身を乗り出して、夏依ちゃんに声をかけた。




「は、はい!!」

「夏依ちゃんはさ、智也さんの事どれくらい好き?」

「どれくらいって……すっごく好き、です……」

「そっかぁ。私はね、ものすっごーく大好きなの!」

「私だって、すっごくすっごく大好きですっ……!!」



いきなり始まった告白大会。


女の子2人で盛り上がってるみたいで、男性人である僕と純は唖然とするしかなかった。




てゆーか、めっちゃ僕の事睨んでません?純サン。





「本当にあやちゃんが羨ましいな。先生と結婚、してるんだもん」

「夏依ちゃんも本当に智也さんが好きなんだね」



これって、俗に言う乙女の会話ってやつ??