「お前、いい加減にせんかー!!」 ―パシッ 「いったぁ~」 聞き覚えのある声と共に頭に鈍い痛みが。 「純っ!!それに……あやちゃん」 何故かそこには、あやちゃんと純の姿が。 純の手にはメニュー表。 おそらく僕を殴ったであろう凶器。 「何で……2人が、ここに……?」 僕にとっては嫌な組み合わせなんだよなぁ。 だって純、隙あらばあやちゃんを奪おうとか考えてるでしょ? 「デートだよ」 と言って純があやちゃんを抱き寄せた。 「違います」 と、あやちゃんは即答。