ゆーっくり唇が離れた。 「先生……」という夏依ちゃんの色っぽい声が。 「……」 えーっと。 今ここ、喫茶店だよね?? 幸い、周りの人には見られてなかったみたいだけど。 夏依ちゃんとキスするの、これで2回目だよね?? あやちゃん以外の人としちゃった。 これってヤバイよね?うん、ヤバイね。 「本当に私じゃ……ダメなんですか?私だって、先生が好きなのに……」 これは、どうしたもんか……。