「あ、あの……ごめん」 なんと言っていいかわからず、とりあえず謝罪。 「いえ、謝らないでください。むしろ、諦めがついて丁度いいですよ……」 こういう場合どうすればいい? あぁ!! 今、この場に純がいればアドバイスしてもらうのに~!! 「あ、あのっ!!」 と、口を開いた瞬間「お待たせいたしました~」という店員さんの元気な声と共に飲み物が運ばれてきた。 はぁ……。 おっさんには乙女心がわからないよぉ。 悶々としながら、目の前のレモンティーを一口。