「あやちゃ~ん」 どこからか、気の抜けた聞き覚えのある声が聞こえてきた。 この声……私の大好きな人の声。 でもここ学校だよ? だから多分、幻聴……だよね?? 「あやちゃ~ん!!やっと見つけたー!!」 「えっ!!んぐっ」 私の前にテクテクと可愛らしく走ってきたのは、愛しい彼、智也さん。 キラキラした目をしながら私に抱きついてきた。 な、何で智也さんが学校内にいるの!? お仕事中じゃないの? いろいろツッコミどころが多い……。