キスで何とかがんばる気力が湧いてきて、治療が再開された。
しかし今度は削り始めて早々に痛みが襲ってきた。
沁みるような独特な痛みは堪えようとしても、やはり耐え難くて……。
「んっ…んんっ……」
逃れようと、つい顔を動かそうとしてしまう。
たが顔は智也さんが腕で器用に押さえてるので動かせなかった。
「…あやちゃん、大丈夫……?」
痛がってる事に気づいたようで、手を止めずに智也さんは心配そうに聞いてきた。
こんなの、全然大丈夫なわけないっ!!
もう……ヤダ……。
こんな痛いの…嫌……。逃げてしまいたい…。

