「……智也、さん…」 「ん?」 「…キス、して……?」 「えぇっ……!!」 案の定、智也さんはビックリしてる。 私も何言ってんだ…と思った。 「智也さんが…キス、してくれたら…がんばれる、と思います…」 あぁ、これじゃあまるで……。 キスに飢えるキス魔みたい。 「んふふ。いいよ。あやちゃんになら何万回でもキスできちゃう」 私の我儘をすんなり受け入れてくれた。 智也さんはマスクを顎に下げて、両手で私の顔を包み込んで顔を近づけてきた。