近付いて見るとかなりの美少女人形。
長い黒髪に長い睫毛、頬はほんのり紅色で唇はぷっくりとしている。
「今時の人形はリアルだな。しかし…誰だ?こんな公共の場に置いて行った輩は。迷惑極まりないじゃないか。」
ふぅ…と軽く溜め息を付き、ベンチの後ろにある桜の木に背を預ける。
ふむ…。美少女人形を愛でながら食べるのも悪くない。
袋からガサガサと目当ての物を出しパクつく。
天気もよく晴天だ。時折そよそよと風が吹き気持ちがいい。
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