「はい。次の授業は音楽だから移動ねー」 私は教科書隠されてて探すのに時間かかって遅れそう。 慌てて教室に向かう。 そういえば……先輩とぶつかったのもこんな状況だったね。 ふと見るとそこには祐司先輩の姿。 目が一瞬合ったような……。 ま、別にどうでもいいんだけど。 音楽室に急ぐ。 「あーーー!僕のことハメて友達に僕を殴らせた奴だぁー!」 先輩……? 何言ってるの?